‘19 料理教室のこと ②

スパイスはじめ。初心者コース の次は
「‘19vanamクラス」のこと。
昨年までもやっていないレシピばかりのクラスです。こつこつと長く通ってくださっている方や、すでにインド料理を作ってるよというみなさんにおススメです。
レシピに沿ってやってきた昨年までのクラスから、
レシピを「適当」にする今年の試みです!
「当たりをつけるのに、適したもの。」にすることで、ふだんの私の調理リズムで進もうと思います。

うちに帰っても作れるようにと、かなり熱心なレシピを作成してきましたが、分かりやすくても出来上がりが窮屈にまとまることもあるなぁ〜と半ば感心しながら感じてきました。
インド料理には正解の無い料理という特性がありますが、その料理の「あそび」というか「振れ幅」や、どんな変化をたのしめるのか、アレンジの可能性も含めて広い視野でご覧になるのもいいんじゃないかとおもいます。
インドという大国はスパイスという唯一の共通言語を持ちますが、ほかはバラバラフリーダム!それぞれの地域が集まっているだけなので、これがそれです。なんて日本人のわたしが言えるはずもありません。
インドにいると、だいたい突如始まる!ライブ調理。ノートとカメラを持って飛びつき見つめて、瞬時に脳内変換して、自分の言葉で書き留めてきます。それを清書することもない怠け者ですが、後から見ても不思議とわかるものです、その場面がフィルムのようになんとなく思い出す時もあります。
臨場感を持っている生きたレシピは、自分の頭で考えたものなので、自分の料理になっていくと思います。

vanam

インドの家庭的な定食や食養生を考える店です 奈良市街からちょっと東へ 里山に密かに佇む 小さな食堂です